講座概要
ワーク・ライフ・バランスとは『誰かに強要される』『模範的なスタイルがある』『時間軸のバランスで考える』このような単純なことで、答えは見つからないでしょう。ワーク・ライフ・バランスは本人がワークとライフの目指すスタイルについて考え、明確にイメージを持つことからがスタートになります。今回はワーク・ライフ・バランスの実現に向けてハード(制度・仕組み)、ソフト(意識・風土)について仲間で共有します。
ねらいとしては、参加者がお互いに価値観の共有を図ることで多様な働き方・生き方について理解を深めます。さらに、自分の“ありたい姿”について考えイメージを持ち具体的な行動プランを立てることを目指します。
対象者
- 仕事と生活のバランスを再度見直したい働くすべの人
- 組合役員として改めてワーク・ライフ・バランスを再考して組合活動に活かしたい方
よくあるお悩み(課題)
- ワーク・ライフ・バランスの真のねらいや目的がわからない
- 仕事が忙しくて休みを取ろうとしない組合員がいて、休みの必要性や自分の生き方を考えて欲しい
- ワーク・ライフ・バランスは言葉は知っているが、何をしたらいいかわからない
研修の特徴
- 講義では必要性やねらいを国、会社、自分の観点から理解することがでいる
- チェックシートを活用し自分のワーク・ライフ・バランスについて見つめ直すことができる
- グループワークを通じて自社の制度とその運用を理解しながら、今後の自分の生き方を考える機会になる
参加者の声
- ワーク・ライフ・バランスがなぜ必要かを改めて理解することができた
- 休みを取ること必要性から計画しながら時間を使う必要性が時間でき、今後の予暇計画を見直しことにします
- グループワークを通じて自社の制度を考える機会にもなり、働きやすさは自分達でも作る必要があると思えた
カリキュラム
内容 | 講義/ワーク | |
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1 | なぜ今、ワーク・ライフ・バランスなのか? ・国・会社・個人の観点からとらえる ・働き方改革、休み方改革とワーク・ライフ・バランスのねらいを確認 | 講義 |
2 | ワーク・ライフ・バランスの考え方 ・仕事の観点から/私生活の観点からチェック(レーダーチャート記入・共有) ・自分の時間の使い方を考える ・予暇時間の計画の仕方 | 個人・グループワーク 講義 |
3 | ハードとソフトの面から考える(個人/グループワーク) ・ハード面:現状の制度と今後導入した方が働きやすくなる制度について検討する ・ソフト面:現状の制度に対して運用の課題と対策について検討する | 個人・グループワーク |
4 | 5年後のありたい姿を考える(個人/グループワーク) ・現状の自分の強み/弱み/好きなこと/嫌なことを振り返る ・これからの行動目標計画 (例:名刺サイズのカードに記入 | 個人・グループワーク 講義 |