講座概要
介護による家計への影響を抑えるには、介護者となる家族が、社会資源を活用しながら働き続けることが不可欠です。しかし毎年10万人程の方が介護・看病のために仕事をやめている、残念な現実があります。「仕事と介護、どっちをとる?」ではなくて、介護を生活の一部に取り入れながら働き続けられるように、ワークやクイズ、事例を用いながら楽しく理解を深めていきます。
本セミナーでは①在宅介護をスムーズに行うための介護保険の知識、②会社の介護制度の活用法、③事例をもとにした仕事と介護を両立させるコツ、以上3点の習得を目標にしています。家族の介護のために離職する人が1人でもなくなるよう、実践的に学びます。
よくあるお悩み
- 親の介護について誰にも相談できず離職してしまう
- 介護制度があるのに、その存在を知らない(社内の理解がとれずとりづらい)
- 親の介護が始まった人が出ると、業務に支障が生じる可能性がある
研修の特徴
- 介護制度の仕組みと活用術がわかります
- 家族の介護が発生したときの対処方法が学べます
- 介護が発生した組合員が働きやすい職場環境を構築するきっかけとなります
カリキュラム案
1 | 家族を介護することに! あなたはどんな行動をとりますか? | 個人ワーク |
---|---|---|
2 | 介護の現状を知ろう | 講義 |
3 | <これからの介護>の考え方 | 講義 |
4 | 働きながら介護を続ける3つのコツ/会社の介護制度を知る | 講義/個人ワーク |
5 | 介護基礎力をチェック! | 講義 |
6 | 介護保険の手続きと社会保障制度 | 講義 |
7 | 仕事と介護の両立に必要なネットワーク | 講義 |
8 | グループディスカッション/まとめ | グループワーク |
参加者の声
- 介護について考えないようにしていましたが、なんとかなるのだと前向きに考えられるようになりました
- 5年前に親を看取りました。当時の自分にこのセミナーを聞かせたかった
- 介護制度を使いやすくするには職場の理解が不可欠です。定期的に開催してほしい