講座概要
先行き不透明な時代において、自分たちの雇用と賃金を守るためには、経営対策活動は必要な取り組みです。短期的には、会社と交渉して自分たちの労働条件を向上させていくことが大切ですが、長期的には持続的な会社の成長を実現するために組合がどのように貢献できるのかが大切ではないでしょうか。本講座では、経営対策活動を整理しながら、組合としては何をどのように取り組む必要があるのかを解説します。
対象者
- 組合執行部(中央・支部)
よくあるお悩み(課題)
- 経営とどのように対峙していけばよいのかを知りたい。
- 労働条件を向上させるために経営対策活動としてどんなことに取り組めば良いのかわからない。
- この会社に入って良かったと感じてもらうためにどんなことに取り組んでいけばよいのかわからない。
研修の特徴
- 講義中心の内容です
- グループワークは最後に振り返りを兼ねて、どのような取り組みを行っていくかについて話し合っていただきます。
※講師によって進め方が異なる場合がございます。
カリキュラム
内容 | 講義/ワーク | |
---|---|---|
1 | これまでの労働組合の経営対策活動 | 講義 |
2 | これまでの労働組合の経営対策活動の限界と原因 | 講義 |
3 | これからの労働組合の経営対策活動 (1)これからの経営対策活動のコンセプト (2)これからの経営対策活動の目的とねらい | 講義 |
4 | 経営対策活動の方向性 (1)「自分たちの所属する会社を“良い会社”にする」ために (2)「“労働者の集団”から“プロフェッショナルの集団”を目指す」ために (3)「集団および個別の労使関係においてマネジメントで労使対等を実現する」ために | 講義 |
5 | 労働組合として何ができるのか | グループワーク |
備考
- グループワークに模造紙・付箋・マジック等 ご準備いただく場合があります。