講座概要
労働組合の存在意義を高め、組合活動を機能させるためには人材育成が最重要となります。本講座では日常の組合活動を通しての部下育成(役員育成)のポイントを学びます。また、組合役員は他階層の役員や組合員を対象とした研修の企画をしたり、自ら講師役を担う場面もあります。そのための研修技法を学び、最適な事前準備をして、効果的な人材育成が実施できることを目指します。
対象者
- 中央執行委員、本部の教育担当者など
- 人材育成、部下・後輩の指導に関わるすべての組合役員
よくあるお悩み(課題)
- 新任役員の選任に困っている(役員のなり手がいない)労働組合。
- 役員の意欲が低く、主体性が感じられない組織。
- 組合活動への理解不足、参加者減、非協力などを感じる組織。
研修の特徴
- 事例研究のグループワークを通して「人が主体性を発揮する」ためのポイントを学びます。また組合活動を通した当人の「成長実感」こそが活動へのモチベーション向上につながることを再認識できます。
参加者の声
- 講座を受けて、研修だけが育成手段ではないことを痛感しました。
- さまざまな研修技法は対象者や教育内容に応じて使い分けることで学習効果が高まると思いました。
- 仕事でも部下や後輩指導に活かせる内容で良かったです。
カリキュラム
内容 | 講義/ワーク | |
---|---|---|
1 | 事例研究 | ワーク |
2 | 5W1Hで指示 | 講義 |
3 | 部下を励まし続けよう(ほめて育てる) | 講義 |
4 | OJTの特質と期待成果の10のポイント | 講義 |
5 | インストラクターとしての基礎技能の開発 | 講義 |
6 | さまざまな教育技法の理解 | 講義 |
7 | 講演(話し方)のテクニック | 講義 |
8 | まとめ | ワーク |
備考
- 労働組合の教育体系づくりワークショップにも展開できます。
- 書籍『労働組合「超」活動法-リメイク版-』をご準備いただけますと一層理解が深まります(1600円+税/冊)。