講座概要
グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身につけるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で「美意識」を鍛えているのです。
なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。では、そのように考える具体的な理由はなんなのでしょうか?本講座ではその理由について受講者のみなさんにお伝えいたします。
よくあるお悩み
- リーダーシップについて考える場がない。
- 理想の職場をもとに、個人個人の行動指針を考えるきっかけが欲しい。
- キャリアを通して、仕事への価値観を再認識して欲しい。
研修の特徴
- 山口氏が著書を通じて読者の皆さんに伝えたいメッセージのエッセンスを抜粋してお話しします。
- 先進企業などを事例に得られる知見により、自組織や自分の新しい働き方に対する考えが深まります。
カリキュラム案
1 | 論理的・理性的な情報処理スキルの限界 | 講義 |
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2 | 巨大な「自己欲求の市場」の登場 | 講義 |
3 | システムの変化が早すぎる世界 | 講義 |
4 | 脳科学と美意識 | 講義 |
5 | 受験エリートと美意識 | 講義 |
6 | 美のモノサシ | 講義 |
7 | どう「美意識」を鍛えるか | 講義 |
参加者の声
- VUCAの時代で起きている変化の中で、自分の仕事の目的や価値観をなどを改めて確認するきっかけになった。
- 今後求められる人材や取り入れていくべき考えについて学べた。これからのキャリアにいかしていきたい。
- 様々な事例やデータをもとに、社会で起きている変遷について話していただき、大変わかりやすかった。