講座概要
講師は、警察の元幹部(警部)として詐欺、横領、組織犯罪など多数の事件の捜査を指揮し、また、東日本大震災では広域緊急援助隊の中隊長として福島県に派遣され、第一原発の放射能漏れと水素爆発にも遭遇するなど発災直後の捜索活動を指揮した経験があります。
このような壮絶な体験から得たリーダーシップ論について事例を交えながらわかりやすく語ります。
なかなか聞けない警察の世界での話は民間企業など他の組織のリーダーにも刺激になり、リーダーとしての考え方が醸成されると思います。
よくあるお悩み
- 机上の理論であるリーダーシップ論は聞き飽きた
・異業種ではあるがリーダーとしての考え方、指示の仕方などを具体的に知れる研修を受けたい
・危険な経験をしたり、一般では経験できないような体験談が聞きたい
研修の特徴
- 元刑事、警察官のリーダー論は他になく、希少性が高い
・危険を顧みず業務に当たっている刑事のまさに現場で培ったリーダーシップ論が学べる
・3.11東日本大震災なと実際に死を意識しつつ現場指揮をした体験談が聞ける
講座の内容
1 | リーダーシップの定義 | 講義 |
---|---|---|
2 |
警察で求められるリーダーとは ・厳格な階級社会であり、年上部下は当たり前 ・人間性そのものが部下の信頼になる ・私が使われた残念な上司 |
講義 |
3 |
リーダーシップ能力が高い人の特徴 信頼、行動力、誠実、コミュニケーション能力が高い、決断力、逃げない心 、精神的な安定 など |
講義 |
4 |
リーダーシップを高めるために何をすべきか ・ポジティブ思考 ~明るく前向きに ・人間心理に敏感になる ~非言語コミュニケーションで心理を読む ・目的達成の強い意志 ~絶対に捕まえる!!指揮官の思いが結果に結びつく |
講義 |
5 |
有事の際のリーダーシップ ~事例 ・反社の捜索現場で見た「部下の震えた手」 ・3.11 震災の行方不明者捜索中に「死ぬかもしれない」を感じた体験 |
講義 グループワーク 個人ワーク |
6 |
リーダーシップによる組織作り ・リーダーで組織は変わる ・平時の指揮官、有事の指揮官とは |
講義 |
7 |
まとめ ・リーダーには周囲を巻き込む熱意と決断力が必要である。 |
講義 |
参加者の声
- 有事と平時のリーダーシップがあることを知り、特に有事の時のリーダーのふるまいや考え方がとても勉強になった。(30代、運送業・会社員)
- 警察官ならではのリーダーシップではあるが、民間でもとても参考になると思った。(30代、建設業・会社員)
- 体験に基づくお話しなので心に響いた。仕事に活かしていきたい。(40代、建築業・会社員)