講座概要
刑事はその仕事柄、多種多様の人物と接触します。政治家、経営者、銀行員、反社、ブローカー、浮浪者などのウソや人間心理を見抜いて捜査をしているのです。つまり刑事は究極のコミュニケーションの専門家といえます。講師は刑事約20年の経験があり、通算2,000名以上の犯人や参考人の取り調べや事情聴取を行いました。その中で相手のホンネを引き出して真実を解明してきたのです。
部下、取引先、組合員、家族から相手からホンネを引き出すにはどんなコミュケーションをとればいいのか? そのノウハウが学べる講座です。
よくあるお悩み
- 部下や組合員のホンネを聞きたいが、上手く引き出せていない。
- 組織を活性化させるためにホンネを言い合える人間関係になりたい。
- オンラインでの業務が多くなり、コミュニケーション不足でホンネを聞けない。
研修の特徴
- 刑事として2,000名以上の取調べや事情聴取を行い、ホンネを引き出してきたプロのスキルが学べる。
- 「凶悪事件の犯人がなぜ心を開いて刑事に本当のことを話すのか?」 刑事ならではの数々の 事例に基づいて学べる。
- 参加型でワークも多く、学びが深い。
講座の内容
1 |
刑事はコミュニケーションの専門家 ・多種多様な人物から話を聞くのが刑事の仕事 ・2,000名以上の取調べや事情聴取で培ったこととは? |
講義 |
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2 |
なぜホンネが出ないのか? ・ホンネと建前がある、人間はホンネを話さない理由がある、どうしたら人はホンネを話すのか? |
講義 |
3 |
事前準備 ・信頼のある者が聞くのが大前提 ・こちらから自己開示をしないと人は心を開かない、少しずつ核心に近づく |
講義 |
4 |
環境を整える ・話を聞く環境や位置関係を考える。人には話す環境がある。 |
講義 |
5 |
ホンネの聞き出し方 ・事件の事例で考える ~ あなたが刑事だったらどう聞く? ・ある大事件で捜査員が全面自供させたテクニックとは? |
講義 グループワーク 個人ワーク |
6 |
ウソや心理の見抜き方 ・ホンネが本当なのかを知る ・非言語による心理の見抜き方、刑事のウソの見抜き方 |
講義 グループワーク 個人ワーク |
7 |
まとめ ・信頼関係が一番重要 ・普段のコミュニケーションで信頼関係を築く |
講義 |
参加者の声
- 2時間があっと言う間、普段聞けない話なので非常に興味深かった。(50代、製造業・会社員)
- 実際の体験に基づくお話しは説得力があるし、沢山の方に聞いてもらいたいと思った。(30代、飲食業・経営者)
- ワークが多く、参加者に考えさせる構成なので楽しく学べた。(40代、出版業・役員)