講座概要
就業規則等で定められている労働条件は、それぞれの会社によって異なります。労働法で定められている条件を上回る分に関しては、会社が自由にルールを定めても問題無いからです。そして、法を上回る条件が定められる背景には、多くの場合、労働組合との交渉が存在します。本セミナーでは、労働法と就業規則を比較しながら学んでいくことにより、広い視野で「わたしたちの労働条件」、そして労働組合の存在意義を理解できるようになります。
対象者
- 新任職場委員、新任執行委員、新体制の執行部(例:新任役員研修)
- 組合員(例:若手層の離職防止を目的とした開催)
- 人事関連部署の新任担当者(例:人事部との共同開催)
よくあるお悩み(課題)
- 組合員からの相談に対応できるよう、組合役員に自社の労働条件を理解して欲しい
- 労使協議での要求事項を検討するために、自社の労働条件を整理したい
- 自社の労働条件を理解せず安易に転職・独立してしまう組合員を減らしたい
研修の特徴
- 労働法の基礎知識、自社の労働条件を理解する→組合員からの相談に乗ることができるようになる
- 労働組合の存在意義を理解する→労働組合役員として活動するモチベーションが向上する
参加者の声
- この会社にしかいないので当たり前の労働条件だと思っていたが、実は恵まれているということに気付いた
- 組合役員として大切な知識であるが、それ以前に自身が働く上でとても参考になる知識を得られた
- 外部の専門家からお伝えしていただくことに説得力を感じた
カリキュラム
内容 | 講義/ワーク | |
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1 | ●労働法上の労働条件とわたしたちの労働条件 項目ごとに就業規則の内容とともに紹介 例)賃金、労働時間、時間外労働、休憩、休日、年次有給休暇、休職、育児介護 | 講義 (途中で受講者参加型のクイズあり) |
2 | ●組合役員としての心構え | 講義 |
備考
- 講座準備のため、事前に就業規則をご提出いただきます。(ヒアリングシートを記載頂く場合がございます)